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どうぶつがいっぱい

 

どうぶつがいっぱい (4531)

どうぶつがいっぱい (4531)

 

 画面いっぱいに描かれたいろいろな生き物を探して見つけて楽しむ絵本。

2人の子ども(姉と弟)が野生動物に扮して遊んでいる場面から「めをつむってつぎのページをひらいてみて」の言葉とともにページをめくると、そこはアフリカの大平原。チーター、キリン、ヌー、ライオン、シマウマなどが躍動しています。ページの周囲に画面の中にいる動物の名前が書いてあり、それを探す仕組みです。ほかにも、雪遊びをしていると北極へ、恐竜ごっこをしていれば太古の恐竜の時代へと、子どもたちの想像の世界が本当になるような楽しみもあって、文庫の幼い子に人気の1冊です。    (は)