「すっぱい」食品である酢、かんきつ果汁(レモンなど)、発酵乳(ヨーグルトなど)について解説していますが、全体的にちょっとわかりにくかったです。例えば、古代人がたまたま発見した酢やヨーグルトのおいしさ。お酒や乳がなぜ、すっぱいものに変わってしまったのでしょうか?と26ページで投げかけながら、その解説は、38ページ以降でされます。その間は、酸味の種類や英語でその違いを言い分けていることなど、コラムっぽい内容です。そのほか、冒頭のインパクトある実験と本文とのつながりや見出しのつけ方、酸味をいかした世界の料理紹介の写真が材料がわかるくらい大きかったら・・・など、いろいろ残念でした。 (は)