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ふしぎな声のする町で ものだま探偵団

 

小学校5年生の七子は、お母さんがこどものころに住んでいた町の古い一戸建てに引っ越してきた。ところが、引っ越し早々に同い年の女の子桜井鳥羽と出会う。ちょっと上から目線の話し方と、推理力のある鳥羽。そして家では、不思議な声が聞こえる気がしたり、ソファーに坐るとなぜか眠ったようになった時間がとんでしまう不思議がおこる。実は、このまちでは長く伝われていた物たちが語る声が聞こえやすいという「ものだま」が語るまちだった! 富安さんファンの子が喜びそう。シリーズ物。