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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

父の話をしましょうか~加古さんと松居さん

 

加古里子の長女万里と松居直の長女さちの対談。絵本作家加古里子が生まれた背景がよくわかる。子どもに喜ばれる絵本を二人が見出していくプロセスは、そのまま日本の絵本の発展史とも重なる。特に「かわ」は、二人の共同作業のよう。しかも片方が出したアイディアは、より大きくなって戻ってくる感じ。これは作っていてワクワクするでしょうね。