世界の子どもたちが「はたらく」さまをとらえた写真絵本。
ネパールでは、冬虫夏草を探してヒマラヤを歩く子のけわしい表情を。アマゾンの森では、えものを弓矢でねらう厳しい視線の真剣さ。
エルサルバドルでコーヒーの実を摘む3,4歳かという子どもは、あどけなくとまどった表情をカメラに向ける。
かと思うと、お母さんときょうだいみんなで泉へ水くみに行くトルコの子どもたちや、お父さんがとってきたマグロを運んで料理するミクロネシアの子らの、はじけるような笑顔。
「はたらく」ことは「生きる」こと。そんなたくましい生命力を感じます。 (は)