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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

うできき四人きょうだい

 

 仕事を探しに行った4人兄弟は、それぞれ、どろぼう、星のぞき、狩人、仕立て屋の腕を身につける。異なる能力を結集して、竜からお姫さまを助け出し王国の半分をもらってハッピーエンド。違う力の組み合わせで困難を乗り越えるという展開はとても魅力的。物語の後の最終ページでお父さんも含めた4人兄弟が乾杯しているのだけれど、そこにいる小鳥たちが4人の技量試しをお父さんに見せたときの小鳥たち(首に、仕立て屋が縫った跡がある)。こういうの、子どもたちは喜ぶだろうなと思った!こういうところが、さすがホフマン。