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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

ぼくだってできるさ!

 

ぼくだってできるさ!

ぼくだってできるさ!

 

 ズマトリーコバーの挿絵が魅力。まだ学校に行っていない小さな男の子マルチーネクの日常を、小学生で面倒見がいい女の子ヘレンカやおじいさんやおばあさんなどとのやり取りを交えて暖かく描いている。石の犬が怖かったり、靴をはくのがめんどうくさかったりと、ささいな出来事は小さな子どもたちにも共感できるお話になっている。