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こねこのバベット

 

こねこのバベット

こねこのバベット

 

『クリスマスのこねこ』(1980、大日本図書)を改題。ある日、チャッティが一人で留守番をしていると、かわいいこねこが迷いこんできました。チャッティはさっそく「バベット」と名づけて、ミルクをやったり遊んだり。でもバベットは、同じマンションに住むトッドさんのうちのねこでした。そこでトッドさんは、毎週チャッティが留守番の日にチャッティにこねこを預けることにしました。クリスマスが近くなり、バベットへのプレゼントを用意したチャッティ。ところが、トッドさんが引っ越すというのです。泣き出すチャッティ。いよいよクリスマスの朝。「クリスマスおめでとう!」と訪ねてきたトッドさんが差し出した箱からとび出したのは、こねこのバベットでした!
シンプルな挿絵で絵本と物語の間くらいなので、自分で読み始めた低学年の子に。 (は)