「名前はマダない白猫」が、人間の子ども「太郎」に『名前のチカラ』を説いていく。
名前は、その場にないものを表現するために人間が作った。固有の名前を持っていても、人によって呼び方がちがうこと。新しい発見がされると新しい名前が作られること。自然環境や文化のちがいで、その国にしかない名前もあること(日本には雨の名前が400以上ある!)。
姿かたちがない感情や現象にも、何もないことにさえ「無」「空くう」「0ゼロ」と人は名前をつけて、お互いに共有したり考えたりしやすくした。
名前を知ると、何てことない町の風景が何てことなくなる!そんな『名前のチカラ』が、まんがで楽しくわかります。 (は)