アイスランドに住むノンニとマンニの兄弟は、自然の中で伸び伸びと暮らしている。高くそびえる裏山の頂上を目指そうとして道に迷い、しかも荒れた牡牛に襲われてしまったりと、好奇心が過ぎてトラブルに巻き込まれることもある。だが、外国からのお客さまに出す鱒を自分たち子どもだけで獲ろうして頑張り、なんとかやり遂げる姿には、子どもながら誇りに満ちている。後年神父となった作者の神への信仰と、自然を敬う気持ちが、すがすがしい。
アイスランドに住むノンニとマンニの兄弟は、自然の中で伸び伸びと暮らしている。高くそびえる裏山の頂上を目指そうとして道に迷い、しかも荒れた牡牛に襲われてしまったりと、好奇心が過ぎてトラブルに巻き込まれることもある。だが、外国からのお客さまに出す鱒を自分たち子どもだけで獲ろうして頑張り、なんとかやり遂げる姿には、子どもながら誇りに満ちている。後年神父となった作者の神への信仰と、自然を敬う気持ちが、すがすがしい。